記事紹介
昭和40年8月に発行された「海の世界」より、第9回全日本カッター競技大会の大会審判長だった杉浦昭典先生の記事を紹介します。
記事の内容はカッターの歴史、救命艇やレースボートとの違い、レースの勝敗のカギなど多岐にわたり、カッターを知らない人はもちろん現役の選手にも新たな発見があるでしょう。
どうぞご覧ください。
「カッターで海の根性を鍛える」
- 日本海軍の伝統
- 排水量は一.五トン
- 年一回競技大会を開く
- 漕法に二つの型
- 競技大会に紅一点
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当時の掲載記事
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大会概要
一般
距離:1000m折り返しの計2000m
人数:艇長、艇指揮 各1人、漕ぎ手 12人 計14人
女子
距離:直線1000m
人数:艇長、艇指揮 各1人、漕ぎ手 6人 計8人
競技域は海域
見どころ
1 スタート 各校様々な掛け声と漕ぎ方で加速する。
2 回頭 回頭の良し悪しで1艇身以上の差を逆転することも可能。回頭時の左舷(回頭ブイ側)の櫂立てと右舷の回頭力をつける漕ぎは圧巻。
3 ゴール直前 1秒を争うレースがしばしば繰り広げられる。選手も観客も最も盛り上がる。
番外 試合前のウォーミングアップや円陣など 応援団が試合前の選手に身の引き締まる応援をする様子や、思わず笑ってしまう掛け声でランニングする様子など、各校の特色が表れる。
全日本大会パンフレット公開
第1回から第45回大会までのパンフレットをPDF形式で見ることができます。
いくつかの大会のパンフレットが欠けております。保管されている方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
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第一回全日本カッター競技大会
昭和32年(1957年)6月23日に開催された第一回全日本カッター競技大会の大会の様子や戦況が掲載された新聞記事と写真が含まれた貴重な資料です。新井利康さまからこれらの資料をご提供いただきましたことに感謝いたします。
全日本カッター連盟設立の頃(手紙)
新聞記事と写真(2MB)